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カッターボートの上で、オレンジのライフジャケットを着た参加者が向かい合って座り、両側に長いオールが伸びている

Activity Journal

活動報告

雨の大沼、カッターボートを漕ぐ|がむしゃらキャンプ2026 2日目

朝は雨。それでも予定は動きませんでした。班ごとのグループタイム、1時間半のカッターボート、バーベキューとキャンプファイヤー。がむしゃらキャンプ2026の2日目を追いました。

2日目の朝は、雨でした。

テントの中で目を開けて、外の音を聞いて、たぶん多くの人が同じことを思ったはずです。今日、外に出られるんだろうか。

結論から言えば、出られました。雨具を着て、ライフジャケットを着て、この日いちばん重いものを持ちました。オールです。

がむしゃらキャンプ2026、2日目の記録です。

テントの中で、目を開ける

テントの中。寝袋やマットの上で、起き出した参加者たちが向かい合って話している。ひとりはまだ横になっているテントの中。寝袋やマットの上で、起き出した参加者たちが向かい合って話している。ひとりはまだ横になっている

6時37分。テントの中で、まだ半分眠っている

2日目の始まりです。昨日自分たちで立てたテントの中で、起き出した人から順に体を起こしていきます。

奥にはまだ横になっている人がいます。手前のふたりは、もう話し始めていました。

外からは、雨の音がしていました。

朝の集いは、屋内で

施設の広間。色とりどりのキャップをかぶった参加者が床に座り、前に立ったスタッフの話を聞いている。窓の外は緑施設の広間。色とりどりのキャップをかぶった参加者が床に座り、前に立ったスタッフの話を聞いている。窓の外は緑

6時53分。雨のため、朝の集いは屋内に

朝の集いは、本来なら外でやるものです。この日は雨だったので、施設の広間に移りました。

床に座って、前に立った人の話を聞きます。緑、青、赤、黄、オレンジ。班のキャップの色がそのまま、座っている場所のかたまりになっています。

同じ広間で、参加者とスタッフが立ち上がって体を動かしている。手前の参加者がカメラに向かってピースをしている同じ広間で、参加者とスタッフが立ち上がって体を動かしている。手前の参加者がカメラに向かってピースをしている

6時56分。座って聞いたあとは、立って体を動かす

話が終わると、立ち上がって体を動かします。寒い朝でした。

手前の子が、しっかりカメラを見つけてピースをしてくれています。眠そうな顔がひとりもいないわけではありませんが、全体としてはもう起きていました。

結果から言うと、雨で動かしたのはこの朝の集いくらいでした。カッターボートは正直あやしいと思われていましたが、この日の予定は、ほとんど計画どおりに消化されています。

朝ごはん

施設の食堂。長机に並んだトレーの朝食を食べる参加者たち。ごはん、汁物、おかずの小皿が乗っている施設の食堂。長机に並んだトレーの朝食を食べる参加者たち。ごはん、汁物、おかずの小皿が乗っている

7時49分。食堂で、トレーの朝食

朝食は施設の食堂です。長机にトレーが並びます。

ごはん、汁物、おかずの小皿。昨日の夕食は自分たちで火をおこして作りましたが、今朝は用意されたものをいただきます。

雨の日の朝に、温かい汁物があるのはありがたいことです。

グループタイム、外へ出る

朝食のあとはグループタイムです。1時間半、班ごとにグループリーダがこの日のために準備してきたレクをします。班ごとに異なる遊びが展開されるのです。

雨上がりの草地。黄緑色のキャップをかぶった参加者数人が、腰をかがめて草むらをのぞき込んでいる雨上がりの草地。黄緑色のキャップをかぶった参加者数人が、腰をかがめて草むらをのぞき込んでいる

8時42分。草むらをのぞき込む

みーと班は、外に出ていきました。やっていたのは、自然の中に物を隠して探し合う遊びです。人が隠れることもあります。腰をかがめて草むらをのぞき込んでいるのは、そのためでした。

雨のあとの草地です。長靴でも運動靴でも、どちらにしても足元は濡れます。

ふたりの参加者が並んで立ち、手のひらに小さな生き物をのせてカメラに見せているふたりの参加者が並んで立ち、手のひらに小さな生き物をのせてカメラに見せている

8時45分。見つけたものを、見せに来てくれた

そしてこちらは、かきピー班です。

見つけたものを、手のひらにのせて見せに来てくれました。得意そうな顔をしていますが、鳥のヒナを見つけてきたのです。

にぎやかな班ですが、その好奇心が、よそでは見つからないものを見つけてくる。そして、ちゃんと元の場所に返してあげたそうです。見つける力と、返す判断。両方がありました。

屋根付きの野外炊事場のテーブルを囲んだ参加者たち。ボウルやバットに白い団子が並び、多くがカメラに向かってピースをしている屋根付きの野外炊事場のテーブルを囲んだ参加者たち。ボウルやバットに白い団子が並び、多くがカメラに向かってピースをしている

8時56分。白玉をつくる班もあった

いっぽう、とんとん班は炊事場にいました。

バットに並んでいるのは、丸めた白玉です。粉をこねて、ちぎって、丸めて、並べる。作っている途中でカメラを向けたら、全員がこの顔になりました。

この白玉は、夜のバーベキューでちゃんと食べられます。

屋根付きの小屋のテーブルに、苔や土を敷いた紙箱がいくつも並んでいる。青いキャップの参加者とスタッフが、道具を手に囲んで笑っている屋根付きの小屋のテーブルに、苔や土を敷いた紙箱がいくつも並んでいる。青いキャップの参加者とスタッフが、道具を手に囲んで笑っている

9時10分。箱の中に、小さな景色をつくる

そしてこめ班は、ジオラマをつくっていました。

紙の箱に土を敷いて、苔をのせて、拾ってきた枝や草を配置する。材料は、まわりの林から集めたものです。

同じ1時間半で、隠れんぼをする班がいて、生き物を探す班がいて、白玉を丸める班がいて、箱の中に景色をつくる班がいる。グループリーダが一生懸命考えたグループタイムは、みんな充実した時間となっていました。

雨の合間の、大沼のほとり

霧のかかった湖のほとり。赤い立体文字の「AKAGI」のモニュメント前で、参加者3人がポーズを取っている。上空にはカラフルな球形の飾りが吊るされている霧のかかった湖のほとり。赤い立体文字の「AKAGI」のモニュメント前で、参加者3人がポーズを取っている。上空にはカラフルな球形の飾りが吊るされている

9時24分。「AKAGI」の前で。奥は霧の大沼

ドック班は、グループタイムの途中で湖のほとりまで出ていました。

赤い立体文字の「AKAGI」。その奥に見えるのが赤城の大沼ですが、この日はほとんど霧で見えません。頭の上には、色とりどりの球形の飾りが並んでいました。

雨具を着たまま、それでもポーズは取ります。

木造の東屋の梁から、白いビニール袋で作られたてるてる坊主が3つ、青いテープで吊り下げられている。奥では参加者たちが荷物を広げている木造の東屋の梁から、白いビニール袋で作られたてるてる坊主が3つ、青いテープで吊り下げられている。奥では参加者たちが荷物を広げている

9時53分。東屋に吊るされた、てるてる坊主

東屋の梁に、てるてる坊主が3つ吊るされていました。

白いビニール袋を丸めて、青いテープで結んで、顔を描いて。急ごしらえですが、こういうものはたいてい急ごしらえです。

午後には、湖に出る予定が入っていました。

食堂で、昼ごはん

施設の食堂。長机で丼と小鉢の昼食を食べる参加者たちと、紫のキャップをかぶったスタッフ。奥では別のグループが配膳している施設の食堂。長机で丼と小鉢の昼食を食べる参加者たちと、紫のキャップをかぶったスタッフ。奥では別のグループが配膳している

11時58分。午後にそなえて、しっかり食べる

グループタイムが終わって、昼ごはんです。場所は施設の食堂に戻ります。

この日の午後は、湖に出る予定が入っていました。雨のなかで1時間半オールを漕ぐことになるかもしれない。

ここでしっかり食べて体力をつけます。

雨具を着て、ライフジャケットを着て

午後の予定は、カッターボートです。

雨は小雨が降り続いていました。それでも中止にはなりません。上下そろいの雨具を着て、集合場所の前に集まります。

施設の広間から、大きく開いた窓越しに大沼が見える。手前のテラスで参加者4人が思い思いのポーズを取っている。湖には手こぎボートが並ぶ施設の広間から、大きく開いた窓越しに大沼が見える。手前のテラスで参加者4人が思い思いのポーズを取っている。湖には手こぎボートが並ぶ

12時45分。窓の向こうは、雨に煙る大沼

広間の窓の外は、こんな様子でした。

対岸は霧で消えかけていて、湖面は動きません。桟橋には手こぎのボートが並んでいます。ここから見るぶんには、静かでいい景色です。

これから、あそこに出ます。

施設の広間。オレンジ色のライフジャケットを着た参加者が床いっぱいに座り、前に立ったスタッフの説明を聞いている施設の広間。オレンジ色のライフジャケットを着た参加者が床いっぱいに座り、前に立ったスタッフの説明を聞いている

12時57分。全員でライフジャケットを着て、説明を聞く

広間が、オレンジ色に埋まりました。

ライフジャケットの着け方と、ボートの上での約束ごと。ここは笑うところではないので、みんな静かに聞いています。

オールは、思っていたより重い

カッターボートの船尾から前方を見た写真。オレンジのライフジャケットを着た参加者が向かい合って座り、両側に長いオールが伸びている。前方に立った指導員が号令をかけ、背景は霧の山カッターボートの船尾から前方を見た写真。オレンジのライフジャケットを着た参加者が向かい合って座り、両側に長いオールが伸びている。前方に立った指導員が号令をかけ、背景は霧の山

13時24分。船の上から。前に立っているのが指導の方

カッターボートは、大勢で息を合わせて漕ぐ木の船です。ひとりが速く漕いでも進みません。全員が同じタイミングで水をつかんで、同じタイミングで引く。それができて、はじめて進みます。

そしてオールが、とにかく重い。腕だけでは動きません。

号令がかかります。前に立った人の声だけを聞いて、それに合わせる。自分のペースは、いったん脇に置く時間です。

カッターボートに乗った参加者たちが、両側からオールを構えて漕いでいる。全員がオレンジのライフジャケットを着ており、岸には桟橋と建物が見えるカッターボートに乗った参加者たちが、両側からオールを構えて漕いでいる。全員がオレンジのライフジャケットを着ており、岸には桟橋と建物が見える

13時28分。両側からオールを構える

漕いでいるところです。左右にずらりと並んで、同じ木の柄を握っています。

ちなみに、乗る前にもうひと仕事ありました。岸に乗り上げているボートを、湖まで押し出す作業です。長い棒を船尾に当てて、後ろから押す。これがまた、重い。

霧のかかった山を背景に、大沼の湖面をカッターボートが進んでいる。オレンジのライフジャケットを着た参加者が両側からオールを出し、船尾に指導員が立っている霧のかかった山を背景に、大沼の湖面をカッターボートが進んでいる。オレンジのライフジャケットを着た参加者が両側からオールを出し、船尾に指導員が立っている

13時27分。進んでいくカッターボート

他のボートから見ると、こうなります。

霧の山を背にして、オールが左右にそろって出ています。中で漕いでいる人にはわからないと思いますが、外から見ると、ちゃんと1本の線になっていました。

漕いだのは、1時間半です。

まず大沼を横切ります。そこで二手に分かれて、それぞれ湖を半周してきました。ちょっと出て戻る、という距離ではありません。

雨の日に湖へ出るというのは、正直に言えば快適ではありません。それでもこの日いちばん記憶に残ったことを挙げるなら、多くの人がこの時間を選ぶはずです。

火をおこして、焼いて、食べる

野外炊事場の焚き火の上に鉄の網が渡され、飯ごうが2つかけられている。オレンジのキャップをかぶった参加者ふたりが、しゃがんで火の様子をのぞき込んでいる野外炊事場の焚き火の上に鉄の網が渡され、飯ごうが2つかけられている。オレンジのキャップをかぶった参加者ふたりが、しゃがんで火の様子をのぞき込んでいる

16時19分。飯ごうを火にかけて、じっと待つ

夕方、炊事場に火が入りました。

網の上に飯ごうがふたつ。しゃがんだふたりが、じっと中をのぞいています。炊けたかどうかは、開ければわかりますが、開けすぎると失敗します。だから、待つしかない時間があります。

夕方の炊事場。金網のコンロで肉を焼くスタッフと、それを囲んで待つ参加者たち。奥では別の班も焼いている夕方の炊事場。金網のコンロで肉を焼くスタッフと、それを囲んで待つ参加者たち。奥では別の班も焼いている

18時9分。焼けるのを待つ列ができる

この日の夕食はバーベキューです。

焼く人がいて、待つ人がいて、皿を持って立っている人がいる。手伝う人がどんどん出てきたので、焼き係がひとりで焼き続けることにはなりませんでした。

昼にみんなで丸めた白玉も、ここで出てきます。スイカもありました。バーベキューにスイカ、という組み合わせは事前にはピンと来ませんでしたが、実際に並んでみると、これで正解でした。

夕暮れの炊事場前。串に刺したマシュマロを手に持った参加者たちが集まって笑い、多くがピースをしている。奥にはテントとタープが見える夕暮れの炊事場前。串に刺したマシュマロを手に持った参加者たちが集まって笑い、多くがピースをしている。奥にはテントとタープが見える

18時44分。マシュマロを刺して、火のまわりに集まる

そして、締めはマシュマロです。

串に刺して、火にかざして、表面が茶色くなるまで待つ。奥に見えているのが、自分たちのテントです。

キャンプファイヤー

屋内で、頭にリボンのついた耳のカチューシャをつけたスタッフふたりが並んで笑っている。背景にはキャンプ関連の掲示物屋内で、頭にリボンのついた耳のカチューシャをつけたスタッフふたりが並んで笑っている。背景にはキャンプ関連の掲示物

19時28分。出番の前。この頭で、この後ステージに立つ

キャンプファイヤーには、出し物があります。

この日の寸劇は、ふたりでディズニーランドに行ったのに、お目当てのパレードが見られずにしょんぼりして帰ってくる。ところが、目の前でパレードよりきれいな火が燃えている。そこから歌に入る。

写真は、その出番の直前です。この頭のまま、本番へ向かいました。

夜。雨に濡れたアスファルトの広場の中央で火が燃え、そのまわりを囲むように参加者たちが座ったり立ったりしている。地面に光が反射している夜。雨に濡れたアスファルトの広場の中央で火が燃え、そのまわりを囲むように参加者たちが座ったり立ったりしている。地面に光が反射している

20時24分。濡れた地面に、火が映る

火をつけたのは、中学生リーダーです。トーチで運んできて、そこから点火する。そういう演出でした。

そして、火が燃えました。

広場のアスファルトは、一日ぶんの雨で濡れています。そこに炎の色が映り込んで、地面のほうまで明るくなっていました。雨の日でよかったとは言いませんが、この光り方は、乾いた地面では出ません。

歌ったのは「キャンプで会いましょう」や「キャンプだほい」です。火を囲んで、そういう歌をうたいました。

朝いちばんに雨の音で目を覚まして、屋内で朝の集いをして、それでも湖に出て、最後は火を囲む。2日目はそういう一日でした。

雨でカッターボートも正直あやしいと思われていましたが、この日の予定は、ほとんど計画どおりに消化されています。

3日目に続きます。